四季折々の敦賀の景観をご紹介いたします。
金ケ崎城跡市内金ヶ崎、天筒山からの尾根が敦賀湾に突き出て小半島をなしている部分に位置している金ケ崎城跡は、悲劇の古戦場です。「太平記」に記されている、後醍醐天皇の皇子、恒良、尊良両親王を守護して金ケ崎城跡に入った新田義貞らが、城を包囲する足利軍と激しく戦いますが、半年の籠城ののち落城。尊良親王ら300余名は、城に火を放ち自害しました。中腹の金崎宮は両親王をまつり、付近には堀割跡が所々に残っています。桜の名所の金崎宮から南東の天筒山へは、遊歩道や広場が随所に設けられ、敦賀湾や市街が一望できます。
気比の松原市内松原町、JR敦賀駅から車で8分。敦賀湾に面して立ち並ぶ1万千本の松林。気比の松原は、日本三大松原の一つに数えられる名所です。古くは北陸の総鎮守・気比神宮の神苑として、明治以後は国有林として大切に守られてきました。平均樹齢は約2百年。広大な樹林の海側は、延長1・5キロメートル白砂の松原海水浴場です。常宮神社市内常宮、JR敦賀駅から車で20分。敦賀半島の中ほど、海岸に面して「お産のじょうぐうさん」と地元の人が呼ぶ常宮神社は安産の神様として有名。祭神の神功皇后は、気比神宮の仲哀天皇とご夫婦の間柄。年に一度、7月22日の総参祭には、仲哀天皇の御神体が常宮へ船に乗って会いにきます。
西福寺書院庭園市内原町、市街地の西、大原山麓にある西福寺は、今から620年前に良如上人が開いた浄土宗鎮西派の中本山。1400坪の書院庭園は、江戸中期の作といわれ、四季を通じて閑寂の趣が深く、特に紅葉のころは、極楽浄土を思わせる美しさです。重要文化財も多数所有しており、毎年11月3日、4日には、一般公開されています。
気比神宮市民に「けいさん」の愛称で親しまれる気比神宮は、大宝2(702)年の建立と伝えられています。仲哀天皇ほか六座をまつり明治には旧官幣大社になります。国道8号線に面して堂々と立つ大鳥居「重要文化財」は、佐渡ケ島から漂着したムロで建立されたとか。木造としては、奈良・春日大社、広島・厳島神社の鳥居とともに、日本三大鳥居の一つです。
〒914-0845 福井県敦賀市手24-10-1/TEL.0770-26-1054/FAX.0770-26-1746